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2018.02.07

JOCDN、SSAI技術を活用した配信において、動画配信プラットフォーム事業者2社との相互接続性の実証を完了

2018年2月7日
JOCDN株式会社

 

JOCDN、SSAI技術を活用した配信において、動画配信プラットフォーム事業者2社との相互接続性の実証を完了

 

JOCDN株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:篠崎 俊一、以下 JOCDN)は、Yospace社(所在地:英国)およびブライトコーブ株式会社(所在地:東京都港区)のSSAIソリューションと連携したインターネットライブ配信を行ない、JOCDNが提供するCDN(Content Delivery Network)サービスとの相互接続性実証が完了したことをお知らせいたします。

 

SSAI(Server-Side Ad Insertion)とは、インターネット配信において広告を挿入する技術のひとつで、サーバサイドで広告挿入する方式です。プレーヤー(クライアント)サイドで広告を挿入する方式(CSAI/Client-Side Ad Insertion)と比べて視聴者にとってよりスムーズな広告掲示手法として注目されており、今回の相互接続性実証により、配信事業者様が今後Yospace Technologies社(以下、Yospace社)およびブライトコーブ社のSSAI技術をご利用になる際、最小限の検証にて当社のCDNサービスをご利用いただくことが可能となります。

 

<接続実証済み動画配信プラットフォーム事業者一覧>

Yospace Technologies社
ブライトコーブ株式会社

 

なお、2018年1月に実施された第62回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)のインターネットライブ配信において、JOCDNのCDN(Content Delivery Network)サービスが採用され、Yospace社のSSAI技術を活用したインターネットライブ配信を実施いたしました。地上波と同時にインターネットでライブ配信を行うのはニューイヤー駅伝大会開始以来初となる試みで、当社CDNを利用して安定的に大規模な配信を実現できました。

 

<配信概要>

ニューイヤー駅伝

配信日時    2018年1月1日(月)

配信事業者様  株式会社TBSテレビ

番組名     第62回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)

SSAI技術提供  Yospace社

 

JOCDNでは、今後も高品質な動画配信の実現を目指して、技術開発、サービス拡充を推進してまいります。

 

■JOCDNについて

JOCDN株式会社は2016年12月に設立され、インターネットイニシアティブ(IIJ)と民放15社の出資により、国内の放送局や動画配信サービス事業者向けに高品質で安定した動画配信を実現するCDN(Contents Delivery Network)サービスを提供しています。 JOCDNに関する詳細は、http://www.jocdn.co.jp/ をご覧ください。

 

■Yospaceについて

Yospace社はライブ・オンデマンド配信の管理・運用について、SSAIに代表される最先端かつ革新的技術を提供する映像配信プラットフォーム事業者です。主な顧客としてSky Media、Channel 4、BT SPORTS(英)、DirecTV(米)などが挙げられます。伊藤忠ケーブルシステム株式会社は映像システムインテグレータとしてYospace社と日本での展開に関する総代理店契約を締結しています。

 

■ブライトコーブについて

Brightcove Inc.(NASDAQ:BCOV)は、あらゆるインターネット接続機器に動画を配信し収益化するための強力なクラウドサービスをグローバルに展開する大手ソリューションプロバイダーです。多種多様なデバイスを対象とした動画の公開・配信・解析・収益化に関するコストや手間を軽減する製品やサービスを豊富に取り揃えています。ブライトコーブのクラウドソリューションは70 か国以上で何千社ものお客様にご利用いただいており、視聴者がどこにいても高品質な動画体験を提供しています。 詳しくはhttp://www.brightcove.com をご覧ください。

 

 

■報道関係お問い合わせ先

JOCDN株式会社 広報

(株式会社インターネットイニシアティブ 広報部内) 増田、荒井

TEL: 03-5205-6310
FAX: 03-5205-6377
E-mail: press@jocdn.co.jp
URL: http://www.jocdn.co.jp/

 

※本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。